大人から始めるバレエ ストレッチは怠るべからず

コラム

私は、もともと体が柔らかいほうではありませんでした。むしろ硬いほうで、とくにハムストリングが硬く前屈が苦手でした。もちろん、開脚など出来るはずもなく45度開くのが精一杯でした💦

そんな私もストレッチを続けることで、だんだんと柔らかくなり180度近く開脚して状態をぴったりと床につけられるまでになりました。前後開脚もなんとか、Y字バランスもなんとか。ハムストリングもいくらかマシになりましたが、前屈は相変わらず苦手でしたが、掌が床にちゃんとつくようになりました。

その間、バレエを始めてから5年から7年くらいでしょうか?ストレッチのやり方や頻度、人によってはもっと早いかもしれませんが、私の場合は正しいストレッチのやり方を教えてもらってからは劇的に変わった気がします。3年くらい無駄にした気がしました😣

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ちょっとサボると元どおり

さて、そんな風に努力して得た柔軟性ですが、それはほんの少しストレッチをサボるとあっという間に元に戻ってしまいます。

私は3年ほどバレエを休んでいました。その間、2年ほどフラメンコをやっていましたが、フラメンコではバレエほどハードなストレッチをしませんし、特に、開脚系のストレッチをすることもありませんでした。
そして、そのフラメンコも仕事の都合で辞め、1年間、全く踊ることがありませんでした。ストレッチもついついサボりがちに😅

すると、私の体は全くの元どおりになってしまいました。
開脚は45度が精一杯。前後開脚やY字バランスなど論外という有様😱

あんなに頑張って柔らかくしたのに、とものすごくショックでした。けれど、自業自得。ストレッチはサボってはいけないという教訓が出来上がりました。

ストレッチは継続するのが大切

硬い体を毎日ストレッチするのは、決して楽しいものではありません。「こんなに硬いのに柔らかくなるのかな?」とも思ってしまいます。

バレエを始めた頃の私がそうでした。

周りは体の柔らかい人ばかりで、「鋼鉄の体」は私くらい。家でストレッチしていても、あまりの体の硬さに心が折れそうになったり無理をして筋を痛めてしまったり……😣

それでも、続けていれば少しづつ柔らかくなってゆきます。

私は、硬くなってしまった自分の体にがっかりしましたが、コツコツとストレッチすれば柔らかくなるということがわかっています。ストレッチの加減も、やりすぎると痛めるポイントも分かっています。

これはもう、またコツコツとストレッチするしかありません。

それから、私は焦らず「ほん少し痛いかも」と言うくらいで毎日ストレッチをするようになりました。1年ほど続けると、180度まではいかなくとも120度くらい開くようになり、前後開脚もあと少し、と言うところ。

ここで、焦って無理をすると痛めるので、ちょっとづつ、ちょっとづつ、です。

バレエをやめたら柔軟性なんてどうでもいい、という方は別として、柔軟性を維持したい場合は、少しでも良いので毎日ストレッチすることをお勧めします。特に、私のようにもともと体が硬かったと言う方は、ストレッチするのをやめてしまうと、あっという間に元に戻ってしまいます。

日常生活の中では、大きく開脚することも必要はありませんが、努力の結果手に入れた柔軟性を手放すのはもったいないように思います。

今は新型コロナの影響でレッスンも休みですが、ストレッチだけは忘れずに毎日しています。まだまだ以前の柔軟性には遠いですが、コツコツと続けようと思います✨

お気に入りのレッスン曲を流しながら、ゆったりとストレッチしているとリラックスできるので、外出を控えがちな今、ストレッチは体にも心にも心地よく、ちょうど良いのではないでしょうか?

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コラム

Posted by Marisa