大人から始めるバレエ 体が柔らかくないとダメ?

コラム

大人なってからバレエを始めようと思っても、なかなかそれを行動に移せない理由の一つは「体が硬いから」ではないでしょうか?確かに、体が硬いよりは柔らかい方が良いですが、大人からバレエを楽しむのには、それほど重要ではないと思います。

入門者や初心者向けのクラスはストレッチから始めるところが多いので、そういったクラスを選べば、続けるうちに少しづつ体は柔らかくなってゆきます。

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体は少しづつ柔らかくなっていく

私もバレエを始めた頃、体が硬かったです。運動らしい運動もしていなかったので前屈はマイナス方向!足をまっすぐ前に伸ばして座ることも辛いくらいだったので「筋金入りの硬い体」だったと思います😣

それでも、クラスでストレッチしていくうちに、だんだんとマシになってゆき、3年後くらいには180度とまではいきませんが開脚もできそのまま体を前に倒すことができるようになりました。

最初は週に一度のクラスと家で気まぐれにするストレッチだけでしたが、2年目を過ぎた頃から個人の先生がやっているストレッチ中心のクラスを受けるようになりました。

私の場合はそのクラスでストレッチのコツなどを教わったことが大きかったと思います。

ずっと通っているスタジオの先生には事あるごとに「本当にやわらくなったわよねぇ。最初に来た時は前屈もできないくらい硬かったのに」と伝説のように言われるようになってしまいましたが😅

大人のバレエに無理は禁物

今は、3年近くのブランクのおかげで、硬くなった体を戻し中です。バレエを休んでいた3年のうち2年間はフラメンコをやっていましたが、フラメンコではバレエのようなストレッチをしなかったので、開脚などはまるでダメな感じです💦
バレエでやっていたストレッチだけは毎日続ければ良かった、と後悔したりしています。やっと柔らかくなったのに、と。

毎日、無理のない範囲で少しづつ柔軟性を取り戻すストレッチを続け、やっと少し戻ってきた感じです。以前、あんなに硬かった体が、コツコツとストレッチをすることで柔らかくなったのだから、また出来るはず、と思っています。

大人のバレエクラスでは、先生も「出来る範囲で」とおっしゃることが多いです。無理に足を上げたりしなくても、正しいポジションで45度あげれば十分です、と。

クラスには体の柔らかい人や足を高く上げられる人もいたりして、ついついその人をお手本に頑張ってしまうことがありますが、無理をすると足の筋を痛めたりするので注意が必要です。

私も何度か無理なストレッチをして股関節を痛めたことがあります。一度痛めた股関節は、痛みがなくなるまで1ヶ月以上かかったこともあります。

なので、無理のない範囲で少しづつストレッチするのが一番良いと思います。そして、痛めたら無理しないことが重要です。

大切なのはバレエを楽しむこと

今の私は「まるで自分の体じゃないみたい」と思うくらい、体が硬く思うように動けません。以前できたことが出来ませんし、脚も上がりません😱

けれど、ここで焦っても仕方がないので、最初にバレエを始めた時の気持ちになって、少しづつ体に負担がない範囲でやるようにしています。悲しいかな、若い頃よりも無理をして痛めた場所は、回復するまでに以前よりも時間がかかります。

大人からのバレエは、自分の体と向き合いながら、少しづつコンディションを整えていく、そんな面もあるのではないかと思います。

体型だって気にする必要はありません。大人のバレエクラスには色々な体型の方がいらっしゃいます。年齢だってさまざまです。

体が硬くても、体型に自信がなくても、音楽に合わせて体を動かすことはとても楽しいです。そうやってバレエを楽しむうちに、少しづつ体は柔らかくなり、姿勢も良くなってゆきますので、「体が硬いから」「体型に自信がないから」とバレエを習うことをためらっている方は、ぜひチャレンジしてみてください✨

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